2024-01-01から1年間の記事一覧
韓国の現行憲法は、国家が非常事態に直面したとき、大統領が戒厳を宣布することができるとしている。2024年12月3日夜、ユン・ソンニョル大統領が発した非常戒厳は憲法の規定に基づいていた。 同時に憲法は国会が在籍議員の過半数の賛成で戒厳の解除を要求し…
パンドラの箱を2度もあけてしまったアメリカの大衆。馬鹿とハサミは使いようと負け惜しみを言ったところで不快はおさまらない。
今月に予定されている解散総選挙で、自民党は何をすればよいのか? 議席増や現状維持は常識的に判断して望むべくもないが、議席減をできる限り抑える方法はないのか? 自民党の議席が単独過半数を割れば、党総裁は責任をとって辞めることになる。 フレイザー…
自由民主党が新しい総裁に石破茂氏を選んだ。公明党は石井啓一氏を新代表に選出した。立憲民主党は野田佳彦氏が新代表に選ばれている。10月に入ると臨時国会が始まる。石破氏が新しい首相に指名されて組閣する。組閣のあと国会で所信表明演説だの代表質問だ…
立憲民主党の代表選挙が9月23日に行われ、決選投票で野田佳彦氏(元首相)が新しい代表に選ばれた。まもなく自由民主党の総裁選挙がおこなわれ、そのあとに衆院解散・総選挙の可能性があり、野田氏が立憲民主党の総選挙の顔として選出された。 野田氏は2011…
日本記者クラブが9月14日に自民党総裁選挙9候補の討論会を催した。15日はNHKが恒例の日曜討論番組で、自民党総裁選挙9候補の討論と、そのあと立憲民主党代表選4候補の討論を放送した。いずれも面白くもおかしくもなかった。 自民党の総裁選挙候補は夢物語の…
オリンピックが終わった。パラリンピックも終了した。よーいドンで始まったのが日本の自民党総裁選挙と立憲民主党の代表選挙である。新聞・テレビだけではなく、週刊誌や眉唾ゴシップを流すインターネットサイトはしばらくの間このネタでしのいでゆける。 9…
台風10号はながっちりというか動きの鈍い嵐だった。九州から四国へ移動するのに数日かかった。その間、暴風と豪雨で被害を出した。それどころか、台風の中心から遠く離れた関東圏で線状降水帯を作り出し、大雨を降らせた。この嵐で新幹線は止まり、飛行機も…
日本列島は性悪な熱気にとりつかれている。気象庁の長期予報ではこの暑さは9月に入っても尾を引くそうである。9月には自民党の総裁選挙と立憲民主党の代表選挙がある。それが終わるころには、涼風(寒気がするほどの冷風でもよい)が戻ってくれるとありがた…
岸田文雄首相が9月の自民党総裁選挙に出るのをやめたと記者会見で語った。次の首相を目指す気のないことを明らかにした。8月16日の朝日新聞コラム「天声人語」は「結局、岸田氏は何が最もしたくて首相になったのだろう」と書いた。なるほど。そういう感じを…
パリの五輪競技大会と甲子園の高校野球の中継が夏のNHKテレビの番組を埋め尽くしている。そのさなか、スポーツ中継を押しのけて「南海トラフ巨大地震注意」を気象庁が出した。長崎市の平和祈念式典にイスラエルが招待されていないのは政治的な意図によるもの…
ひどい暑さである。外出をひかえ、ためらわずエアコンを使って危険を避けよ、とテレビが言う。エアコンの効いた部屋にいるとやがて鼻水が垂れてくる。テレビはパリのオリンピックと、日本の高校野球地方大会、日本のプロ野球、大相撲、アメリカ大リーグの大…
ロンドンとパリの間を英仏海峡の海底に掘ったトンネルを通って高速列車が走る以前のことだからずいぶん昔の話だ。パリからロンドンまでエールフランスの便に乗った。ちょうど昼時だったので、客室乗務員が軽食とワインのミニボトルを配った。客室乗務員は私…
「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保蔵しまた携帯する権利は、これを侵してはならない」。この条文が米国の憲法修正第2条に入れられたのは1791年のことである(『世界憲法集第3版』岩波文庫)。 1791年は日本の年号で…
退屈な都知事選挙だった。これといった哲学を持っているわけではないが、状況に合わせて身振り手振りを変えて見せる政治技術の持ち主である現職都知事を自由民主党と公明党が水面下で支援した。これに対して、自民党の裏金スキャンダルに助けられて少しばか…
互いをののしり合う老いたライオンの一騎打ち――バイデン現大統領とトランプ前大統領の双方にうんざりしている米国の有権者を「ダブルヘイター」という。日本の新聞に載っていた。失語症気味の現職と虚言癖丸出しの前職だから、ダブルヘイターの嫌悪感に同情…
姫路市が管理する姫路城の入場料を外国からの訪日客を対象に値上げするアイディアを姫路市長が公にした。朝日新聞6月23日朝刊によると「7ドルで入れる世界遺産は姫路城だけ。外国の人は30ドル払っていただいて、市民は5ドルぐらいにしたい」と市長が言った。…
いつから梅雨に入りいつ頃梅雨が明けるのか。どうもはっきりしないが、6月20日告示、7月7日投票の東京都知事選は確定している。40人を超える人々が立候補を予定しているとメディアが伝えている。賑やかなお囃子にのって現職の小池百合子氏と参議院議員を辞…
かつて南米・ウルグアイに「世界一貧しい大統領」と、その清貧ぶりが国際的な評判になった政治家がいた。大統領在任中も首都モンテビデオ郊外の農場に住み、大統領の給与の多くを学校などに寄付した。ホセ・ムヒカ元大統領。いくつかのドキュメンタリーが作…
このところ失笑させられることが多い。たとえば北朝鮮が韓国に飛ばした"風船爆弾“。大型の風船に廃棄物や汚物を結び付けて、北朝鮮国内から38度線を超えて韓国領内に送った。飛んできた風船の荷物の廃棄物から細菌やウイルスが出てきたという報道は今のとこ…
朝日新聞5月25日付朝刊オピニオン・ページのコラム『多事奏論』で、高橋純子・編集委員の「思想は深いがいい つるっと『にっぽん』多用の怖さ」という記事を読んだ。 その記事の一部でNHKの連続ドラマを引き合いに出して高橋氏は次のように書いていた。 * …
岸田文雄内閣総理大臣が5月1日政府専用機で3か国訪問の旅に出た。ついでに言えば、岸田内閣の他の閣僚13人もこの連休中に外遊に出る。「外遊」とメディアは言うが、日本政府の外交を進めるための、国費による外国出張である。外遊にでかける大臣の数は閣僚の…
せんだってジョー・バイデン米大統領が遊説先のペンシルベニアで、第2次大戦に従軍していたおじが乗っていた軍用機がパプア・ニューギニアで墜落したが、彼の遺体は戻ってこなかった。あのたり人食いで知られたところだ、と話した。笑いをよぶための冗談のつ…
藤原定家自筆の古今和歌集注釈書『顕注密勘』の原本が京都・冷泉家で保存されている木箱から見つかったという記事が4月19日の朝日新聞朝刊1面に載っていた。思い出したのが、 大空は梅のにほひにかすみつつくもりもはてぬ春の夜の月 という彼のけだるい春の…
”Boldly go where no one has gone before”と.訪米した日本国首相・岸田文雄氏は晩餐会の挨拶で、アメリカ製のドラマ『スタートレック』のキャッチフレーズを引用した。「日米はゆるぎない。前人未到の地へ、果敢に挑もう」と言った岸田氏に対して、米大統領…
連歌師の飯尾宗祇の独吟百韻の一つは次のように始まる。 限りさへ似たる花なき桜かな しづかに暮るゝ春風の庭 桜の花の見事さは満開の時だけに限らず、その散りぎわにもあるのだなあ、と春風に包まれて舞う花びらを見る春の静かな夕方。連歌に見られる中世知…
4月6日から14日まで、永田町の議員の先生がたは自民党派閥パーティー券問題をめぐるつかみいあいの闘争劇を中断してハーフタイムに入った。8日から14日まで岸田首相が訪米するからだ。岸田・日本国首相はバイデン・米大統領と面談、米連邦議会で演説する。首…
3月29日、東京で桜の開花宣言があり、30日黄沙が吹いた。 3月30日はぽかぽか陽気だった。近くの公園に散歩に出かけた。公園内の遊歩道には屋台のトラックがずらりと並んでいた。桜明神の縁日のようだ。 人々は園内の草地にシートを敷き、そのうえで飲食、談…
自民党の二階俊博氏が25日記者会見し次の総選挙に立候補しないとかたった。 自民党はパーティー券で裏金づくりをやっていた安倍派の幹部で衆参の政治倫理審査会に出席した塩谷立氏、下村博文元氏、松野博一氏、西村康稔氏、高木毅氏、世耕弘成氏から再度事情…
インドネシア大統領選挙でプラボウォ・スビアント氏が勝利した。この人は元軍人でスハルト元大統領の娘と結婚したことがあり、治安部隊のチーフとして反体制派の学生や活動家を弾圧した疑いがもたれ、スハルト政権崩壊後に軍籍をはく奪されて、一時期国外に…