2019-01-01から1年間の記事一覧

ゴーン・ドロン

日産・ルノーのすったもんだのあげくに特別背任などの容疑で逮捕され、現在は保釈中で移動制限を受けているカルロス・ゴーン被告が日本を脱出してレバノンに入国した、という報道があり、続いてご本人の日本脱出声明もでた。 グローバルな商売をしている国際…

お答えいたします/長寿のマントラ

じゅげむじゅげむごこうのすりきれ……………そもそも桜を見る会は1952年に首相主催の行事として始まったまったもので、各界の功労者の慰労を目的として続いてきました。結果として、今では反社会的勢力の人、選挙カーのウグイス嬢、政治家後援会の皆さま方の参加…

イギリス議会下院4度目の正直解散

ヨーロッパ連合(EU)からの離脱をめぐって、この3年ほど政治的漂流を続けてきたイギリス議会下院がついに11月6日に解散した。12月12日投票の総選挙を目指す。ジョンソン政権はそれまで3回にわたって解散の動議を下院に提出したが、ことごとく否決されてきた…

犬好き

トランプ米大統領がISISの指導者アブ・バクル・バグダディ師の死にざまについて、「犬のように死んだ」と大統領の公式ステートメントの中で表現した件は、前回のPodiumで書いた。 イスラム教は豚と犬を不浄として嫌う。何年か前のことだが、マレーシアで「ホ…

彼は犬のように死んだ

トランプ米大統領が10月27日、米軍特殊部隊の急襲をうけたあげく、ISIS(イスラム国)の指導者アブ・バクル・バグダディが自爆死したことを告げた。その模様を朝日新聞は次のように伝えた。 「(バグダディ容疑者)は、犬のように泣き叫びながら逃げた。どの…

G-7 2020

アメリカのトランプ大統領が勢いを失いはじめている。下院で過半数を占める民主党が腹をくくって大統領罷免を目指して調査を進めている。大統領のスタッフがその調査に応じて議会で証言し始めた。バイデン元副大統領の子息のウクライナでの仕事に関して、不…

ダーティー・ディール

米国の大統領が「ディール、ディール」と叫ぶのは彼の名前が「トランプ」だからだ、と冗談を言う人がいる。 それはくだらない冗談であって、トランプ氏は大統領再選を目指して躍起になっているだけである。念頭には、ただただ、彼の支持基盤のご機嫌を取るこ…

48位と67位

10月2日の『ニューヨーク・タイムズ』がトランプ米大統領の記者会見の模様を伝えた。ホワイトハウスでのニーニスト・フィンランド大統領との共同記者会見でのことだ。 「私に言っているのか」とトランプ大統領。民主党が下院で大統領弾劾のための調査をスタ…

気合の入れ方

国連の気候セッションで16歳の少女が語気鋭く演説した。 "You have stolen my dreams and my childhood with your empty words. And yet I'm one of the lucky ones. People are suffering. People are dying. Entire ecosystems are collapsing. We are in …

泡と消えゆく

9月23日は秋分の日。今朝の朝日新聞にミュンヘンの10月ビール祭りが始まったという記事が載っていた。インターネットで横文字の新聞をながめると、ものすごい人が押しかけてきて、オープン早々いくつかの会場入場制限が行われたそうだ。 朝日新聞の記事によ…

島田・丁髷の勧め

最近の朝日新聞にこんな記事が載っていた。 「朝日新聞社の全国世論調査(9月14、15日実施)で、安倍晋三首相の次の自民党総裁にふさわしいと思う人を聞くと、小泉進次郎氏が22%と最多で、石破茂氏の18%が続いた。河野太郎氏と菅義偉氏が共に8%、岸田文雄…

夏休み

Podiumは8月末日まで夏休みに入ります。

Going Home

ドボルザークの交響曲第9番『新世界より』は、彼が滞米中に作曲した作品である。有名な第2楽章は、日本では「家路」、アメリカでは ‘Going Home’ として知られている。アメリカでは多くのジャズ演奏家がこの曲のモチーフでジャズを演奏している。筆者も交響…

さあ、参院選だ

参議院議員選挙は7月4日公示され21日投票日を迎える。 大阪で開催されたG20の議長として、安倍・日本首相は「外交のアベ」のかっこいいところを有権者にみせて、選挙の票を集めようとした。だが、話題は板門店でのトランプ・金会談にかっさらわれてしまった…

お使い小僧

5月下旬、トランプ米大統領が国賓として日本を訪問し、相撲を見たり、日本の天皇に会ったり、安部日本国首相とゴルフをしたり、暇をみて首脳会談をしたりした。 そのあと、6月に入って安倍首相が、おそらくトランプ大統領の意を受けて、イランを訪問して、…

居眠り

先ごろ秋田市で行われた「イージス・アショア」の住民説明会で、防衛省の職員が居眠りをしていたととがめられた。 東北防衛局長が謝罪し、防衛大臣が「不適切だった」ことを認め、内閣官房長官が「緊張感を持って」と叱咤した。防衛省は居眠りをした職員を口…

Elections

トランプ米大統領への饗応接待のドタバタ4日間で、「鹿鳴館外交」という明治のエピソードと、 “There is nothing to eat, but please eat the next room.” という笑い話を思い出した。何の脈絡もないのだが。 米大統領が日本を去った5月28日の朝日新聞朝刊4…

劇場国家

ドイツ、イタリア、日本で、ナチズム・ファシズム・軍国主義が政治権力を握った1930年代に、アメリカ合衆国の政治学者チャールズ・メリアムが『政治権力――その構造と技術』(邦訳は東京大学出版会)を書いた。 メリアムは同書の中で、権威主義的政治権力は2…

CEO

クレプトクラシー(kleptocracy、泥棒政治)という言葉がある。泥棒政治家なら kleptocrat である。 ベルリンに本部がある国際NGO・トランスペアレンシー・インターナショナルによると、世界の泥棒政治家のワースト10は①インドネシア大統領だったスハルト②フ…

れいわ

新聞の1面にでかい活字で「令和」とあった。新しく日本で使われる年号だという。「初春令月気淑風和」という大伴旅人の言葉が典拠となった。 優雅な言葉であるが、「令」と「和」を組み合わせた「令和」という熟語は見たことが無い。年号はめでたい言葉を2つ…

ヘッドスカーフ

クライストチャーチの2つのモスクで、白人による反移民・反イスラム主義者による銃撃で大勢のイスラム教徒の移民が殺された。人種間,宗教間の憎しみが平和なニュージーランドにまで及んだことに驚く。 アーダーン・ニュージーランド首相が黒いヘッドスカー…

あらげる・あららげる・あらぶる

昔々、全面講和か単独講和かをめぐって、日本国内の意見が分かれたとき、時の吉田茂首相が、全面講和を唱えた南原繁・東京大学総長を、、曲学阿世の徒と激しく非難したことがある。 憲法9条の下で日本が武力行使できるのは①我が国に対する急迫不正の侵害が…

さびしい風景

沖縄の米軍普天間飛行場移設のため名護市辺野古沿岸部を埋め立てていることに関して2月24日に行われた県民投票で反対票が圧倒的多数を占めた。 25日付朝日新聞によると玉城沖縄県知事は政府に対して「辺野古の埋め立てを決して認めないという断固たる民意を…

そうまでしないと……

日本の安倍首相が私のためにノーベル平和賞の推薦文を書いてくれた、とトランプ米大統領が記者会見でしゃべった時のニュースを伝える日本の新聞に、次のようなコメントが紹介された。 「もし本当ならひどい話だ。でも、お世辞を受け入れることが証明されてい…

いい気なトウサン毛が3本

すったもんだの末、やっと現地時間2月5日に行われたトランプ米大統領の2019年一般教書演説をホワイトハウスのサイトで読んだ。そのテキストの一節にこんなことが書いてあった。 「思い切った新外交の一環として、朝鮮半島で歴史的な平和攻勢を進めた。人質に…

訊いてない? じゃ、とばします

前回のコラムで、1月30日の衆院本会議での代表質問風景を話題にした。質問者と答弁者がそれぞれ用意されたシナリオを読みあう緊張感の無さが本会議をかったるいものにしているという話だった。 そのシナリオ読み合いの緊張感の無さがもろに現れたのが、2月1…

瞑想・瞑目・居眠り

国会には睡魔が巣くっているのだろうか。 議事進行中に国会議員が居眠りをする姿はたびたび中継で映し出されてきた。議場での論戦より、場外交渉が得意なセンセイたちはつい睡眠不足になりがちだ。自動車や列車や航空機の運転手・運転士・操縦士の業務中の居…

あとがない職業

日本の大相撲ではいったん横綱になってしまえば、あとは引退するしかない。成績不良なら大関や関脇に番付をさげて捲土重来、というわけにはいかない。相撲の番付も横綱以外はプロテニスの世界ランキングのように上がったり下がったりするが、横綱になると、…

レーダー照射

日本の海上自衛隊のP-1哨戒機が2018年12月20日の午後、能登半島沖の海上で韓国海軍の駆逐艦から火器管制(FC)レーダーを照射された。日本の防衛相がこのことを公表したことで、日韓関係はさらに気まずくなっている。 FCレーダーの照射事件はときどき起き…