2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日の沈むどこかの国の茶番

参議院で自民党とみんなの党が出した仙谷由人官房長官の問責決議が可決された。産経新聞が電子版に掲載した問責決議案の理由の全文を読んで、失笑を禁じえなかった。 問責の理由は5つだ。 その1――尖閣諸島沖中国漁船衝突事件の不適切な対応という理由。中国…

職業としての政治

マックス・ヴェーバー『職業としての政治』(脇圭平訳、岩波文庫)は「すべての国家は暴力の上に基礎づけられている」というトロツキーの言葉を正しいとし、「国家とは、ある一定の領域の内部で――この『領域』という点が特徴なのだが――正当な物理的暴力行使…

ビルマの軟禁

20年間あまりの大部分を三度にわたる自宅軟禁ですごしたアウン・サン・スー・チー氏が、3度めの今回の自宅軟禁期間が終って解放された。 20年余の歳月のうち、15年もの時間を自宅軟禁されて、自由と志を遂げる手段を奪われたまま、歳を重ねてゆくのはどんな…

どこで会おうか

会うの、会わないの、とこんがらがっていた、日本と中国の首相が10月末、アセアンの会議が開かれていたハノイで短時間会った。日本の首相はなんとしても会いたい気分だったのだが、中国の首相の方が、いったんは正式に会ってもいいと言っておきながら、突然…