2010-01-01から1年間の記事一覧
内閣総理大臣菅直人は「12月第2週は月曜から金曜まで、すべて1人で(昼飯を)食べていた」と、12月22日付朝日新聞朝刊が伝えていた。 以前は秘書官らと会議室で昼飯を食い、民主党幹部や官房長官らとしばしば昼食をともにしていたが、参院選での敗北や、対中…
参議院で自民党とみんなの党が出した仙谷由人官房長官の問責決議が可決された。産経新聞が電子版に掲載した問責決議案の理由の全文を読んで、失笑を禁じえなかった。 問責の理由は5つだ。 その1――尖閣諸島沖中国漁船衝突事件の不適切な対応という理由。中国…
マックス・ヴェーバー『職業としての政治』(脇圭平訳、岩波文庫)は「すべての国家は暴力の上に基礎づけられている」というトロツキーの言葉を正しいとし、「国家とは、ある一定の領域の内部で――この『領域』という点が特徴なのだが――正当な物理的暴力行使…
20年間あまりの大部分を三度にわたる自宅軟禁ですごしたアウン・サン・スー・チー氏が、3度めの今回の自宅軟禁期間が終って解放された。 20年余の歳月のうち、15年もの時間を自宅軟禁されて、自由と志を遂げる手段を奪われたまま、歳を重ねてゆくのはどんな…
会うの、会わないの、とこんがらがっていた、日本と中国の首相が10月末、アセアンの会議が開かれていたハノイで短時間会った。日本の首相はなんとしても会いたい気分だったのだが、中国の首相の方が、いったんは正式に会ってもいいと言っておきながら、突然…
菅首相と温首相はブリュッセルのASEM首脳会談会場の廊下で25分間の日中立ち話(実際は椅子に座っていた)をしたと伝えられた。 日本のメディアはではこの出来事を「会談」と報じたが、新華社など中国のメディアは「交談」とし、会談と同じレベルの「会見…
尖閣列島海域で日本の巡視船と衝突した中国漁船の船長を日本政府が24日、処分保留のまま釈放した件で、『読売新聞』(電子版)は『ニューヨーク・タイムズ』の口を借りて、屈辱的退却と評した。その記事の冒頭は――。 【ニューヨーク=小川聡】米ニューヨーク…
むかし会社勤めをしていたころ、「ちょっとお見せしたいものがある」と、外務省の某セクションから電話をもらったことがあった。 外務省へ行くと、そのころ私が担当していたイギリスのウェールズ地方でのプロジェクトについて批判的な報道をしているウェール…
せんだって夏のオリンピック誘致合戦で何百億の金をかけながらも惨敗した東京都知事・石原慎太郎が、バンクーバーの冬のオリンピックについて、以下のような感想を語っていた(朝日新聞サイト)。 ①「銅(メダル)を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ…
ひさしぶりにモサドの名を新聞の紙面でみた。国際謀略物のフィクションではCIA、KGB、SISことMI6と並ぶレギュラーである、あのモサドだ。 現代のバベルの塔ともいうべき世界最高の超・超高層ビルを建てているうちに不動産バブルに襲われたものの、なんとか完…
日本からカナダ・バンクーバーのオリンピックに行ったスノーボードの国母和宏が、成田からバンクーバーに向かったさい、ズボンをずり下げた「腰パン」スタイルだったと、騒ぎになった。それも、私服ではなくで選手団の公式ブレザーを“着こなし”ていたときの…
泥酔・暴行問題で横綱の品格を問われていた角界の暴れん坊・朝青龍があっけなく土俵を割ってしまった。2月4日引退を表明した。土俵で格闘していればおのずと品格・品位が現れてくるというものでもなく、品格を磨くことに心が向かえば、土俵での練習やタニマ…
悩ましき声の漏れ来る隣部屋障子に目はり壁に耳せん 中国には3億5千万人のインターネット利用者がいて、2009年のインターネット検索市場は約1千億円にのぼる規模にまで成長したそうである。最近のBBCサイトに書いてあった。2008年の日本のインターネット検索…
島国の産湯使いし瘋癲のけちな根性御免なさんせ 「オバマ氏はニグロのなまりがない」と米民主党幹部が失言し物議をかもしているという話がアメリカから伝えられた。米議会上院の民主党院内総務ハリー・リードが、大統領選挙が進行していた2008年に、バラク・…
押さば押せ引かば押せとの大相撲ここで負ければあとは引退 1月18日の通常国会開会を前に、民主党幹事長小沢一郎対検察の大相撲が、千代大海引退などもあった国技館の大相撲初場所を食ってしまいそうな勢いだ。政治資金を業界から集金する政界の大物と、その…